◎18日目季節は流れ、焦がさんとばかりに容赦なく照りつける日差しを浴びた剥き出しの丸石に陽炎が踊る。しばらく人の手から離れた木造平屋のエンチャント黒魔術会場では、過酷なジャングルを生き抜く生々しい生命力を見せつけるように真っ青なツタの葉が壁…
◎17.5日目「やあ、久しぶりだね」唐突に現れたそれは親しげな目を向けて言った。「覚えてくれているかな?」「すみません、えっと、どこかでお会いしましたか?」「……そうだよね、さすがに覚えてないか。もう何年も前だし、今とは随分と違う姿をしていた…
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